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2008年2月21日 (木)

さくら民家園

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筑波学園都市のエキスポセンター近くに、さくら民家園があります。この建物はここに学園都市ができるよりも以前桜村といっていた頃、大角前(ささげ)にあった横田家住宅を移築したもので、18世紀末(江戸時代寛政年間)に建てられたと推定されるこの地方の典型的な農家住宅だという事です。勾配のあるかやぶき屋根は、田の字型の平面プラン、土間に続く二間続きの和室など建築された当時の形が良く残されています。茶室と土間は移築にあたって活用をはかるため整備したということで、江戸寛政年間当時の物とは異なりますが、整備の仕方で現代にも活用できる建築の魅力を感じます。茶室や土間の一部は以前は寝室や納戸にされていたのだろうと思います。建物の裏手(北側)の竹林や、農作業用の広い庭なども使われていた当時を良く再現しています。

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2008年2月24日 (日)

筑波美術館

つくば研究学園都市の中央公園にある、つくば文化会館アルスは、つくば市が運営する市立中央図書館、茨城県立美術館つくば分館、やホールからなる文化複合施設です。石本・大高設計業務共同企業体が設計したこの建物は6177.35㎡の中に色々な施設を盛り込んであるため、今のつくば市の規模からすると、美術館部分、文化ホールなどそれぞれの部分はこじんまりとしている様に感じられますが、建設当時の現代建築様式を感じさせます。P2190119 現代建築様式と一言で書きましたが、建築様式は後の時代になってその当時はこのようなデザインで建築される事が多かったという概念を後世の人がまとめて何様式というように分類上言っているものだとおもいますので、これが現代建築様式だと言い切れない部分が多いです。建築装飾の単純化、コンクリート・鉄・ガラスなど工業製品として提供される建築材料、そして材料素材の持ち味を生かした仕上げ、ヨーロッパに発展した石造建築の空間利用の模倣、日本建築の壁面や明かりの表現の発展的利用などに、日本の20世紀終盤の建築デザインの良さが見出されるように思います。そういう点で、このつくば美術館の玄関ホールは、この時代(現代)の様式の見本の様な落ち着いた美しい空間となっていると私は感じます。伸びやかに高く吹き抜けとなった空間は、アーチ型のコンクリート打ち放しの柱と梁、小たたき仕上げの柱の側面、ギリシャ神殿のイオニア渦巻きの飾りを単純化したようなデザインの柱頭部、西洋教会のバラ窓のような明かり窓は日本の障子のように正方形の枠に単純化され、日本建築内部らしい明かりにみたされた空間にアレンジされています。

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2008年2月28日 (木)

内原幼稚園・内原保育園

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  旧内原町役場の敷地を活用し、内原保育所が新築され移転しして半年余りですがその後隣接地を譲り受けることが出来、内原幼稚園が増築されることとなりました。内原幼稚園は、木造の内原保育園の外観に合わせ、蒲鉾型の金属葺きの屋根、と緑色の柱白い外壁の建物です。幼稚園部分の敷地が少なく隣地境界いっぱいまで活用しなければ、必要な部屋がとれません。隣地から4m以上離れていない場合は条例で準耐火建築物以上の耐火性能とする必要があったので、増築部分の幼稚園舎は鉄骨造としました。今回水戸市では幼稚園と保育所を一体的に運営する初の試みがされるということで、外観のイメージも一体的なものにしたいということで、鉄骨の柱を木で包むなど、設計事務所に工夫していただき、調和のとれた外観に出来たと思います。

 現在は内原幼稚園と内原保育所との施設名が併記されていますが、職員は幼稚園教諭と保育士の両方の資格のある方にお願いし、双方の園児を見てもらうとか、保育園、幼稚園双方の子供たちの交流を図れる時間割にする。施設も園庭はもちろん、遊戯室や職員室など双方で使える部分はお互い共用するなど、一体的な施設としての利点を生かした運営を図り、施設名称も統一したいと考えられているようです。

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こちらの写真で園庭の先に見えている部分が増築の済んだ幼稚園部分です。

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